ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

モミジガサ(紅葉笠)

これからよく見かけるようになるモミジガサです。

今年もいつもの場所で咲き始めました。

他の植物は全般に遅れ気味ですが、昨年とほぼ同じくらいと思います。

これから大佐渡・小佐渡と大小の集団をつくります。

キク科コウモリソウ属

春は山菜として食用されるようです。

湿り気があり、日影が大好きなお花です。

 

モミジガサ

たくさん咲きかけていますが・・・

周りに花が無いせいか良く目立ちます

ドンデンのヤマハハコ、ウメバチソウ、ゲンノショウコ

ドンデン高原のヤマハハコが咲き始めました。

この花はドンデンにのみ生える植物です。

この子は大小の集団をつくりますので見応えがあります。

見ごろは今月後半~来月上旬になる見込みです。

 

また、愛らしい花を咲かすウメバチソウやゲンノショウコもちらほら見られます。

本命のエゾリンドウの開花は確認できませんでした。

そして・・・ドンデンの最終花、センブリの姿が見られます。

まだ花茎は上がっておりませんが、準備が始まりました。

いよいよ秋の花たちがこれから楽しめます。

 

撮影:令和7年8月16日(土)

 

ヤマハハコ

草丈は20~30cm

集団はまだ小さい!

ウメバチソウ

秋の人気花

ゲンノショウコ

色違いの確認はできませんでした

キアゲハ

飛んでる子は・・・難しいですね

標高940mの尻立山

尻立山から絶景

ドンデン池とドンデン避難小屋

7月、ドンデン池の一部が整備されました

大きな集団をつくる・・・ハンゴンソウとチョウジギク、今が見ごろです!

オオウバユリ(大姥百合)とヤマトリカブト

オオウバユリの撮影は・・・いつだったか記憶がありません。

随分前だったように思います。

今年も早くから確認はしておりましたが、いつも素通りしていました。

今回は、雪解けの遅い場所に痛みのない個体を発見。

花は美しいのですが・・・葉はほとんど枯れていて見栄えがしません。

名前の由来はこのことからきています。

分布は本州中部以北~北海道までのようです。

 

傍では、ヤマトリカブトが咲き始めました。

早いですね。

その他、秋の花たちの姿も見られるようになりました。

 

撮影:令和7年8月14日(金)

 

オオウバユリ

もうほとんど終わりました

 

ヤマトリカブト

これからですね

 

ウンラン(海蘭)とハマゴウ

海岸に咲き始めたウンラン(海蘭)です。

三日前までは確認できなく、今年は咲かせないのかと思いました。

調べてみますと・・・昨年よりも10日ほど遅れました。

ランの名前が付いていますが、オオバコ科ウンラン属

(ラン科の植物ではありません)

海岸の砂地に生え、花がランに似ていることから名が付けられました。

傍ではピークを迎えたハマゴウがそっと咲いていました。

今年も撮影している傍では大勢の人たちが海水浴を楽しんでいました。

 

撮影日:令和7年8月15日(金)

 

ウンラン

たくさんの花を付けています

今年は遅かったですね

生息は海の近く

 

ハマゴウ

チョット寂しい気がします。もう終わりです!

ミヤマコゴメグサとチョウジギク(妙見編)

ミヤマコゴメグサは、深山が付く亜高山帯から高山帯に咲く高山植物。

佐渡では標高800m付近から見られます。

ドンデン、縦走路、妙見山周辺の日当たりの良い乾燥した草地を好みます。

 

乾燥した草地の傍に湿った場所を好むチョウジギクが群生をしています。

どちらも佐渡の高山帯を好む植物です。

 

マツムシソウが咲く傍で見られます。

少し目線を動かすと見えるかもしれませんね。

見ごろはこれから!

 

撮影:令和7年8月14日(金)

 

ミヤマコゴメグサ

愛らしいお花です

尾根沿いではよく見られます

 

チョウジギク

まだ咲き始め、見頃はこれから!

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