ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

金北山・妙見山 の紅葉は・・・

大佐渡山地の稜線付近の紅葉は・・・残念ながらまだのようですね。

目立つようになるのは・・・やはり来週位になりそうです。

引き続き来週も確認に出かけたいと思います。

 

写真撮影:令和6年10月10日(木)

 

妙見山

妙見キャンプ場

ナナカマドの実はたくさん付けています

金北山周辺の変化は確認できません

交流センター白雲台からの眺望、真野湾・小木半島の先に・・・

空気が澄んでいて見えます! 妙高山と北アルプス(右)

遭難・救助事案続く・・・

先月末に続き山での遭難・救助事案が発生しました。

10月10日(木)、道に迷って下山できないと110通報が入りました。

通報時はすでに日没し、夜の捜索が出来ないことから翌朝となったようです。

10月11日(金)、早朝からの捜索で無事に救助がされました。

一晩山で過ごすも怪我等はなかったとの事です。

怪我等なく本当に良かったです。

 

このお客様は、観光で大佐渡石名天然杉遊歩道の見学をされていたそうです。

遊歩道見学後、看板を見まちがい誤ってドンデン方面の縦走路にすすんでしまったようです。

一番の問題は、大佐渡石名天然杉に到着したのが午後の3時すぎ、アクシデントが発生したら

すぐに暗くなる時間帯です。

今一度、平地と標高900m地点の環境が違うことを十分ご理解いただきますようお願いします。

そして案内板をしっかりとチェックしていただきたいです。

私も一週間前からザックにヘッドライトを詰めてあります。

暗くなったら私でも登山道は歩けません。

念の為です・・・登山を計画の皆さんも準備は怠らないでください。

 

四天王杉

大黒杉

羽衣杉

天然杉出口付近にある展望台からの眺め

サドアザミ 見頃!

佐渡の主要種は3種

ノアザミ、ナンブアザミ、ナンブアザミの変種で大佐渡の尾根などで見られるのがサドアザミです。

佐渡の固有変種です。

大佐渡山地のいたる場所で見られます。

全てがそうであるとは限らないかもしれません。

 

見分けは総苞片が反曲するのがナンブ、

サドアザミの総苞片は斜上するとあります。

葉の切れ込みからも分かるそうです。

また、総苞内片に腺体があって総苞は少し粘るそうです。

見て・触ってですね。

一般には海岸がナンブ、山はサドアザミと言われているようですが例外もありそうです。

区別するのになかなか難しいお花かもしれませんね。

 

撮影:令和6年10月9日(水)

 

サドアザミ

総苞片は斜上し、少しべたつきます

山ではほぼサドアザミです

ドンデンの紅葉は、ちょっぴり色づいたように見えます

空気もひんやり、山歩きも良い季節となりました

 

ナンブアザミとホクロクトウヒレン

今年初めて撮影したアザミです。

海岸沿いに咲くナンブアザミです。

ちょうどホクロクトウヒレンも傍に咲いており、比較が出来そうですね。

 

アザミとトウヒレン・・・姿もお花も全く似ていません。

見まちがうことはなさそうですね。

機会がありましたら見比べていただきたいです。

 

撮影:令和6年10月8日(火)

 

ナンブアザミ

背丈は・・・私を超します

総苞片が反曲してます

 

ホクロクトウヒレン

一緒に撮影は出来ませんが、傍にアザミはいます

こちらはピークを迎えます

タマバシロヨメナ(珠葉白嫁菜)

野菊の姿をよく見かけるようになりました。

海岸近くの日影に群生するタマバシロヨメナです。

本州の日本海側に多く、葉が広卵形になりシロヨメナと混生しているようです。

なお、タマバシロヨメナはシロヨメナの変種との事、

菊は種類が多く難しいですね。

お陰でサンプルを持ち帰り調べてみました。

まだ咲き始めで見ごろはこれからですね。

 

撮影:令和6年10月8日(火)

 

タマバシロヨメナ

清楚な感じを受けます

野菊も数が多いと見応えがあります

 

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