ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

驚きのハッカ(薄荷)

全草に芳香があることで知られるシソ科ハッカ属のハッカです。

特に葉の裏がハッカの良い香りがします。

香も楽しめることから毎年楽しみにしていました。

 

今年は新たな場所でこの子たちと出逢いました。

しかも・・・驚きの群生です(・□・;)

今年は葉をいただかなくてもハッカの香が十分楽しめました!?

それでも一枚だけはいただきましたが・・・いい香りでしたね。

 

実は新たな場所で見つけたいと探していたのです。

植物たちは居心地のよい場所に、しっかりと根付いているのですね。

私が知らなかっただけなのです!

また新たな子たちに出逢えて嬉しいです。

 

ハッカ(薄荷)

今が見ごろですね

のびのびと育っています

生えすぎですね・・・串団子に見えます!?

これだけの数・・・ミントの香りがしました!

 

 

センブリ(千振)

ドンデン高原のセンブリ咲き始めました。

リンドウ科センブリ属

昨年よりも大幅に遅れました。

やっと先週から開き始めましたが、まだ見栄えがしないことから見守っておりました。

再度、三日後に訪れて見るといい感じに咲き始めています。

これからしばらくは楽しめそうです。

名前の由来通り全草が非常に苦いことで知られています。

センブリは場所にもよりますが、10月上旬~下旬くらいまで楽しめます。

平地でもみられますので更に長く見られるかもしれませんね。

 

撮影:令和7年9月26日(金)

 

センブリ:生き生きして見えます

足下にひっそり咲かせます

今年もセンブリまで来ました

いつもの場所ですみません

 

遭難事案発生

9月27日(土)、山に入って戻れない事案が発生しました。

現在も捜索が続いております。

このお客様は、山の植生を撮影するためにお一人で入山されました。

和木登山口付近から登山道ではなく、道の整備がされていない山中に入り込んだようです。

昨日から関係機関による懸命の捜索が続いています。

最後の連絡では、沢へ下ったと連絡があったそうですが、それ以上は分かっておりません。

恐らく軽装で山に入られていることが予想されます。

今日で三日目、朝晩は冷え込みが厳しい環境にあると思います。

無事に発見されますことを祈るしかありません。

 

登山者の皆様へは、くれぐれもご注意いただきますようお願い申し上げます。

万が一、危ないと思ったら「戻る」ことを念頭に置いていただきたいです。

また、登山道を外れないことが一番です。

 

以上、宜しくお願い致します。

 

大佐渡石名天然杉駐車場(9月30日)

サラシナショウマと紛らわしいヤマトリカブト

ドンデンのサラシナショウマです。

小さな白い花が総状に密生する総状花房。

少し離れた場所からでもよく見えます。

これから尾根沿いで多く見かけるお花です。

 

今日はヤマトリカブトに騙されました。

長い花茎!

これは珍しい!!

喜んで覗き込みよく観察してみると・・・・なんだ~

上下二本がうまくつながって見えただけでした。

こういうこともありますよね。

 

撮影日:令和7年9月23日(火)

 

サラシナショウマ

たくさんの花を付けます

薄暗い登山道に浮かび上がって見えます

仲良しに見えますね

雨が降って重なったのでしょうね

ハマベノギク(浜辺野菊)

海岸の砂地に咲くハマベノギク(浜辺野菊)です。

花は大きく3~4cmくらいです。

今年も花付きがよく、見事に海岸を彩っています。

見ごろを迎えたハマベノギクと潮風に当たりながらの撮影は最高の気分でした。

久しぶりの浜歩きもお天気が良すぎて、汗が出るくらいでした。

長靴にザック、重い三脚持参でいい運動になりました。

山と海岸、佐渡ならではの植物観察が可能ですね。

分布は富山県以西~九州の日本海側とされています。

しかし・・・例外もあるかもしれませんね。

 

撮影中、傍でネコノシタ(猫の舌)が誘っているように見えました。

私は・・・いいの?

もう最盛期は過ぎてましたけど・・・仕方ないですね!

 

ハマベノギク

色は2色

砂地に生えます

海のすぐそばに!

 

ネコノシタ

葉は肉厚で表面が猫の舌のようにざらつくことから名が付きます

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