ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

タニタデ(谷蓼)、ミズタマソウ(水玉草)

ドンデン高原のタニタデです。

アカバナ科ミズタマソウ属、4年ぶりに撮影してみました。

谷に生え、草の形がタデ科のタデ(蓼)に似ることから名が付きます。

良く見ると小さな花を沢山つけています。

正直・・・小さすぎてよく見えません。

ミズタマソウは、湿り気のある別場所にて撮影。

毛の生えた果実が水玉を思わせます。

 

タニタデ

色合いが美しいと思います

たくさん咲いていますが、小さすぎてよく見えませんね!

 

ミズタマソウ

この子は湿り気のある場所を好みます

 

ピンクのツリフネソウ

前回のご紹介は・・・シロバナと通常花の濃いピンク。

今日は淡いピンクのツリフネソウです。

佐渡では咲く場所によって花色が異なります。

黄色、シロ、濃いピンク、淡いピンクなど色のバリエーションが豊富です。

今月後半にはシロバナの少し赤い斑点のある個体も見られる予定です。

もちろん群生します。

結果は行ってみないと分からないことではありますが・・・

 

ピンクのツリフネソウ

濃いピンクの通常花もいます

今年はホウジャクを多く見ます

大きな集団をつくります

 

 

 

ミヤマカラマツとカリガネソウ

撮影の際に見つけた・・・この子はミヤマカラマツ。

草丈が10cm位、こんな小さなミヤマカラマツを見たのは初めてです。

花を一個だけ付け、非常に若い個体なのでしょうね。

そう言えば・・・ミヤマカラマツは今年初めての撮影でした。

一瞬ではありましたが・・・新しい花かも!?

そんなわけありませんよね。

 

そして同じ日に出逢ったカリガネソウです。

相変わらず存在感のあるお花を付けています。

風で倒れていた一株を起こしてやろうと触ってしまいました。

この子は・・・ちょっと匂うことをスッカリ忘れていました。

この子が今年最後のお花になりそうです。

 

ミヤマカラマツ

こんな小さくても花を付けるのですね

 

上向きで咲いています

風変わりな花、しかし・・・美しい!?

見ごろですね

奥に大きな株が倒れています

 

ピンクのツユクサ(露草)

お恥ずかしい話ですが・・・ツユクサの撮影は初めてです。

開花時期を迎えますと道端などで普通に見られるということからでしょうね。

私自身で見えない線引きのようなものがあったように思います。

 

それが今回何故かと言うと・・・

大佐渡山地の車道脇のミズヒキを撮影していました。

撮影後に傍でピンク色の花らしきものが見えました。

何だろうとよく見ると・・・ピンク色のツユクサ!

何故こんな色があるのか?

通常花の中に普通に咲いています。

最初は園芸種かな?と思ったくらいです。

植物に詳しい方にお尋ねすると・・・ツユクサには、ピンクもシロもあるとの事です。

自然界での植物たちにはいろいろと驚かされます。

 

色違いのツユクサ

優しい花色ですね

随分と雰囲気が違いますね

通常花の中に・・・

クロバナヒキオコシ(黒花引起し)

今年は尾根沿いに来ています。

秋の花は標高の高い場所から咲き始めます。

標高の低いエリアでの開花はこれからです。

(ヒキオコシも開花に向け準備中)

お陰でヒキオコシよりも随分早く見ることが出来ました。

クロバナの名が付きますが・・・濃い紫色!

この花色がとても美しいのです。

ご覧の通り花は・・・小さすぎて良く見ないかもしれませんね。

 

クロバナヒキオコシ

美しい花色です

シソ科ヤマハッカ属

実際には点にしか見えないかもしれません

 

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