ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

小佐渡のアケボノソウ・ノダケ・ツルニンジン

2週間前に咲き始めたアケボノソウをご紹介しました。

前回の撮影地は大佐渡の尾根沿い、今回は小佐渡の標高250m付近です。

いよいよ秋の人気花も大佐渡・小佐渡で見られるようになります。

数日前にもアオネバの駐車場近くでも咲き始めていました。

植生は・・・低山のほうがおもしろいかもしれませんね。

花数も圧倒的に多く、他の植物たちも一緒に楽しめます。

 

今年は小佐渡初のツルニンジンに出会いました。

尾根沿いで見てから3週間が経ちます。

低山では今なのですね。

なお、ツルニンジンに「スズメバチ」が良く集まることで知られているそうです。

今日は見かけませんでしたが、撮影を手短に済ませました。

皆さんもお気をつけください。

 

小佐渡のアケボノソウ

ツリフネソウが写り込んでいます

手前に小さなヒメシロネ

賑わいを見せています

 

ノダケ(セリ科シシウド属)よく見ると美しいかも・・・

蝶がいなければ・・・素通りしていますね

 

ツルニンジン

スズメバチがいたら・・・撮影はしませんね

自分でもよく目に留まったと思いました

 

 

シロツリフネ・ツリフネソウの群生!

今月上旬に咲き始めをご紹介しましたシロツリフネです。

今日の撮影地は、シロと通常の濃いツリフネソウが群生しています。

若干赤い斑点はあるもののシロと言っても良いと思います。

今日の撮影地は、昨年と違った場所になります。

道路工事のため、通行止めが多く山地を行ったり来たりして苦労しました。

今年もシロツリフネとツリフネソウが咲き乱れていました。

 

撮影:令和7年9月24日(水)

 

シロツリフネ

普段見る子と雰囲気が違います

シロバナに見えます

こちらは通常花の中にシロが・・・

白が勝ってます

もう・・・凄いことになってます!

ダイモンジソウ(大文字草)

撮影しやすいことから近年はドンデンが定着しています。

湿り気のある場所を好みますので撮影地は限られます。

咲き始めたばかりのダイモンジソウ・・・初々しいですね。

 

今年は、撮影地が一目でわかるよう意識してみました。

高原をあっち・こっちと見て廻り・・・ありました!

避難小屋もバッチリ写り込むポイントを見つけました。

 

これからドンデンをはじめ、縦走路やアオネバを含む各登山道等で多く見られます。

湿り気のあるところがポイントです。

ひとつ見つかると次々と見えてくることでしょう。

低いエリアでは、今月後半~来月上旬くらいまで楽しめます。

 

撮影:令和7年9月23日(火)

 

ダイモンジソウとドンデン避難小屋

ここに4株とこれからの2株がありました

一目でわかるお花ですね

大がいっぱい!

こんなに水が流れていて・・・こんな場所が大好きなんですね

 

シオガマギクも見ごろ

地面を這っています

 

ヒキオコシ(引起し)

ヒキオコシ(引起し)咲き始めました。

別名をエンメイソウ(延命草)とも言われます。

日当たりの良い、やや乾いた山地に生えます。

淡紫色の小さな花を沢山つけます。

この子もほとんど見えませんね。

傍によってようやく見られるくらいです。

名前の由来は、倒れた人が起き上がったとされる弘法大師の伝説が有名です。

 

 

撮影:令和7年9月21日(日)

 

ヒキオコシ

シソ科ヤマハッカ属

風が厄介です

まだ咲き始め、これから真っ白になります

立ち姿の美しいジャコウソウ

立ち姿の美しいジャコウソウです。

今までに立って咲いてる子を見た記憶がありません。

普段見る子たちの花茎は水平又は斜めに垂れ下がります。

きっと・・・生えている環境(場所)なんでしょうね。

今後も気をつけて観察してみたいと思いましたが、

残念ですが最盛期は過ぎたようです。

 

立った姿のジャコウソウ

こちらの花茎は水平です

こちらはやや垂れ下がっています

よく見ると・・・どの子も姿勢がいいですね

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