ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

オヤマボクチ(雄山火口)

山地にオヤマボクチをよく見かけるようになりました。

花茎の先に暗紫色の花を下向きに付けます。

キク科、ヤマボクチ属。アザミ類と言うことです。

根は漬物にするなど食べられたそうです。

山菜として佐渡でもヤマゴボウが、一般的な呼び名になっていたようです。

今では持ち帰ることのないオヤマボクチ

数十年前まででしたら今よりも多く生えていたのでしょうね?

 

開花前はまんまるで可愛いです

咲き始め・・・さらに可愛いですね

・・・可愛くないですね~

林床に生えていても特に目立ちません

ヤマゴボウがたくさん!

 

フクオウソウ(福王草)・・・苦戦!

高山帯のフクオウソウの姿がありません。

綺麗な花とまではいきませんが、毎年逢っている子に逢えないと気になります。

昨年でしたら9月下旬には、たくさん花を咲かす姿が見られました。

今年は・・・葉はあっても花茎が全くあがっていません。

気候の影響を受けているのか、咲かせない年なのか・・・気になりますね~

無いとなると・・・探してみたくなる性格で困ってしまいます。

先日の遭難事案もあったことから山歩きがさらに慎重になります。

私も可能性が無いわけではありませんので十分な注意が必要と考えています。

 

私も花の撮影は常に一人、同行者はいません。

雨が降らない限り、ほぼシーズン中は毎日のように山を中心に出かけます。

出かけないわけには行きませんので自身の体調やルート状況は常に意識するようになりました。

当たり前ですが、無理はやめようと決めています。

 

前置きが長くなりましたが、やっと今年初のフクオウソウに出逢いました。

しかし・・・残念ながら開花前でした。

今年は遅れているようです。

降雪前までに逢えたら嬉しいのですが・・・

参考までに昨年の花を二枚投稿いたします。

和名は三重県の福王山に由来、日本固有種

キク科フクオウ属

 

開花前のフクオウソウ、立派な個体です

三脚の設置が不可・・・どんな場所か想像がつくかも?

昨年撮影のフクオウソウ、地味ではありますけど

花は下向きに咲かせます(参考)

 

久しぶりに見る滝です

和木の妙力授宝和光滝

補助用のロープがありません。急な下り・登りは要注意!滑ります!!

ウメバチソウの反省

ウメバチソウの咲き始めは、毎年しっかりと撮影しています。

しかし、肝心の一番美しいと思える姿をいつ見たか記憶がありません。

正直言ってこんなに沢山あって、大株の子たちがいることを忘れていました。

咲き始めの頃に懸命に探すのですが・・・気に入った子たちになかなか出会えない。

それが・・・先日のノコンギクの撮影時に気づかされました。

今まで咲き始めていない中を探していたことを・・・無いわけですね。

勉強になりました!

 

最盛期は過ぎましたが、いい頃の想像が十分できます。

今年の教訓を生かし、来年は見応えのある美しいウメバチソウたちに逢いたいと思います。

 

ノコンギクを入れて・・・チョットいたずらしてみました

尻立山を背景に

1週間~10日早かったら・・・

来年は美しい子たちを撮りたいですね

 

防衛省管理道路通行規制のお知らせ【続】

佐渡航空自衛隊の訓練日程の変更がございます。

期間は10月23日(木)~10月26日(日)までの四日間に変更となりました。

交流センター白雲台⇔金北山の間の通行(歩行)は不可となりますのでご注意ください。

 

また、平スキー場前~白雲台の間の防衛省管理道路も車両の乗り入れが不可となりました。

この期間は、新保〜白雲台へは行けないこととなります。

相川からは行けるのですが、紅葉時期を迎え・・・困りました!

以上、宜しくお願い致します。

 

チチッパベンケイ (乳葉弁慶)-小佐渡編-

大佐渡山地の撮影から半月、昨年に出逢った小佐渡のチチッパベンケイです。

生える場所は、道路脇のアスファルトの隙間!

他の植物と一緒にいます。

なんでこんな場所なのか・・・不思議です。

周辺をよく観察してみると斜面でも確認が出来ました。

この子たちにとって居心地の良い環境なんですね。

数少ない花が大佐渡と小佐渡で確認できたことが嬉しく思います。

絶えることが無いよう見守って行きたいですね。

 

道路脇に生えるチチッパベンケイ

大佐渡山地よりものびのび育っているように見えます

大佐渡に比べ立派です

花数も多く確認できます

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