2023年9月27日
今年はアザミの撮影に挑戦してみました。
佐渡の主要種は3種。
ノアザミ、ナンブアザミ、ナンブアザミの変種で大佐渡の尾根などで見られるのがサドアザミで佐渡固有変種です。
大佐渡山地のいたる場所で見られます。
全てがそうであるとは限らないかもしれません。
見分けは総苞片が反曲するのがナンブ、
サドアザミの総苞片は斜上するとあります。
葉の切れ込みからも分かるそうですが・・・私には難しいですね。
また、総苞内片に腺体があって総苞は少し粘るそうです。
見て・触ってですね。
一般には海岸がナンブ、山はサドアザミと言われているようですが例外もありそうです。
区別するのになかなか難しいお花ですね。
すぐそばでは、サラシナショウマが咲き始めました。
小さな白い花が総状に密生する総状花房。
少し離れた場所からでもよく見えます。
これから稜線付近等で多く見かけるお花です。

サドアザミ

唯一・佐渡の名が付くサドアザミ

サラシナショウマ

登山道脇でご覧の通り

ドンデンのダイモンジソウは見頃!

まさに今が見頃!
2023年9月26日
ヒキオコシ(引起し)咲き始めました。
別名:エンメイソウ(延命草)
日当たりの良い、やや乾いた山地に生えます。
淡紫色の小さな花を沢山つけます。
名前の由来は、倒れた人が起き上がったとされる弘法大師の伝説が有名です。
今日は幸運にも風がなく撮影日和でした。
このあとクロバナが控えていますが、お天気が気がかりです。
撮影:令和5年9月26日(火)

ヒキオコシ



花は極小です
2023年9月25日
ドンデン高原(椿越峠付近)のセンブリ咲き始めました。
リンドウ科センブリ属
昨年よりも一週間以上遅れました。
見頃はこれからとなります。
名前の由来通り全草が非常に苦いことで知られています。
毎年のことではありますが・・・やっぱり苦い!
センブリは場所にもよりますが、10月中旬位まで楽しめます。
撮影:令和5年9月25日(月)

センブリ



センブリとドンデン避難小屋
2023年9月24日
先月より縦走路や金北山周辺でミヤマママコナをよく見かけていました。
撮影は今年も群生する姿を撮りたいと控えていました。
しかし、昨年の群生地・・・今年は残念ながらその姿は全くありません。
自然界に咲く花たち、毎年咲かすのは難しいです!
対応策はちゃんと考えておかなければなりませんね。
来年に向けて勉強になりました。

ミヤマママコナ

今年は群生しません

昨年のミヤマママコナです。この姿を期待してしまいました
2023年9月23日
海岸の砂地に咲くハマベノギク(浜辺野菊)です。
昨年の撮影日に合わせて訪れましたが・・・今年は大幅に遅れています。
今年は少ない!
よく見るとこれからの蕾がほとんどで出直しが必要のようです。
せっかく撮ったハマベノギクご紹介させていただきます。
早くから咲いていたハマゴウも砂浜にまだまだ多く見られました。
撮影:令和5年9月21日

ハマベノギク

最盛期はこれからです

ハマゴウ

目の前が海

シロバナと言っても良いツリフネ 濃い紫の斑点のみ

こちらもこれから群生します
淡紫色と白花が砂浜のいたるところに見事な花を咲かせています。
花は大きく3~4cmはありそうです。
晴れ渡った砂浜はたくさんのハマベノギクで彩っていました。
分布は富山県以西~九州の日本海側とされています。
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